2024年6月もろもろ

自分が外国人と日本人との共生社会を目指した活動をしているのに、東京のターミナル駅周辺の景色が最近外国人の方々がビジネスを始めた様子でどんどん変わっていくのを見て驚いております。

私が20数年前に通っていた大学周辺の池袋も大変なことになっております。かつては、あんなに客引きはいなかった。それを制止するアナウンスを流し続けるパトカーもありませんでした。

本日、池袋にお仕事で行きまして、いろいろ感慨深いものがございました。


さて、横浜市の片隅で生きている私などにも、様々な交流がございまして、横浜市金沢区の金沢区役所にございます。NPO法人横浜金沢国際交流の会の監事になりました。

横浜市金沢区と言う200,000人弱ほどの人口の区には、工場地帯が多いことから、様々な外国人の方々が居住しております。この土地で外国人関係の事業を続けて早10年ですが、ここの地域の治安が良いのは一重に、この横浜金沢国際交流の会の前身である金沢国際交流ラウンジが外国人の方々の相談に乗ってきているからであろうと私は思っております。地元の外事課の警察官にもそう言っております。

昨年から私も横浜から国際交流の会の賛助会員として活動を見守っているだけなのですが幹事に任命いただきましたので、少ない予算で2000人弱の外国人の支援をしているこのNPOに少しでも尽力できればと思っております。

しかし、日本は労働力が足りないということで外国人を呼んだにもかかわらず、外国人が生活する上での困り事に関しては、少ない予算でボランティアに任せると言う何ともおざなりであります。この体制で移民から選ばれる国になるなどと、ゆめゆめ思わないほうが良いと思っております。

今週は、私どもが経営する会社の外国人社員が手術を受けまして、病院選びから通訳のついているクリニック選びまで、まぁ手間がかかることでございますが、出身地では絶対に発見されなかったであろう病気が治ればいいのかなぁと思います。

移民のケアは手数がかかりますが、今の状況でいいわけないと感じますので、こども庁ならぬ移民庁の創設もいずれは考えなければいけないのではないでしょうか。